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蛙男商会作品深読みガイド spaceer
■『菅井君と家族石』深読みガイド
ここからは『菅井君と家族石』をより深く楽しむための、
『菅井君と家族石』にまつわる深読み情報を紹介しよう。
菅井ポイントは5段階評価になっている。マニアックなネタほど、菅井ポイントの数が多いぞ!
菅井ビジュアル
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01
★★★★★
『菅井君と家族石』#1に登場する「太郎」という犬は、FORGMANが当時飼っていた愛犬。実際の名前は、スティービー・ワンダーのスーちゃんというものだった。そして他にも2匹飼っており、名前はマイケル・ジャクソンのマイちゃんとプリンスのプーちゃんと呼ばれていた。
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02
★
#3で大胆な仮説が立てられた「荒神谷遺跡」は、島根県簸川郡斐川町にある遺跡で、歴史や考古学が好きなFROGMANのお気に入りスポット。公園や博物館も併設している。ちなみに#8では、菅井家が温泉を掘り当てた場所としても描かれているが、もちろん温泉は出ないので要注意!
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03
★★
#6に登場する、菅井家恒例の「ホラーナイト」。菅井家と同様、FROGMANは幼少時、家族みんなで恐怖映画を見ることが夏の恒例行事だったという。そんな幼い時期に見てしまったばかりに、今もなおFROGMANのトラウマとなっているという映画が『エクソシスト』!
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04
★★★★★
#9で菅井家が演奏している曲は、なんとFROGMANが高校時代に作詞・作曲した『飛ばすぜ全開! 死なない程度に!!』というもの。もちろんFROGMANがギターとボーカルを担当しており、文化祭で演奏し大好評だったという。
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05
★★★★
#9で、バンドコンテストの景品となり、#finalでは、ついに菅井家の家となってしまった松江城。なんと城内には、著名な日本画家として知られる、FROGMANの妻の祖父が描いた作品が展示されているらしい。
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06
★★★★
『菅井君と家族石』の#final、エンディングで流れる甘く切ない曲は、FROGMANの友人が高校時代に書いたもの。これを最後に使おうと決めていたため、この曲の流れるラストシーンを頭に描きながら、最終話が仕上げられていったという。
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07
★★★
FROGMANがスライ&ザ・ファミリー・ストーンの中で、特に好きな曲は『イフ・ユー・ウォント・ミー・トゥ・ステイ』。本当は『菅井君と家族石』の中で使いたかったそうだが、個人制作のWEB作品では、もちろん無理な話!
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08
★
『菅井君と家族石』のキャラクターを考えていた時、FROGMANの手元にあった雑誌が『STUDIO VOICE』。ここに載っていた写真を描いて、似顔絵の練習をしていた結果、菅井家のメンバーが生まれてしまったのだった。
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09
★
菅井家の家として、本編にも登場する平屋の一軒家は、当時FROGMANが実際に住んでいた家屋。床は傾き、すきま風が吹きつける構造とはいえ、広大な庭と納屋まで付いて、家賃は3万円という驚きの安さ。しかも裏の竹林には、よく鹿が出たという。
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10
★★★
兄ちゃんのセリフ「まるで気分は悪魔の髪型ぁ〜 まるで気分は悪魔の髪型ぁ〜」は、ベックの『デビルズ・ヘアカット』という曲の「Got a devil's haircut in my mind」というフレーズを、FROGMANが自己流に解釈したもの。
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11
★★
蛙男商会が初めて手がけ、菅井家が出演するWEB CMとしても知られているのは「海産物の松村」の「十六島のり」のコマーシャル。ここは、FROGMANが無名だった頃からお世話になっているという地元の海産物業者で、そのHPでは、現在でもこのCM作品を見ることができる。→http://www.iwanori.info/
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12
★★★★★
蛙男商会の作品では、キャラクターとの違いを出すため、背景の絵がざらざらとした質感になっている。これはテクスチャーと呼ばれるものなのだが、なんとこの模様の正体は、FROGMANの住んでいた島根の家の壁紙。『菅井君と家族石』以降、現在でもこれを使っている。
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鷹の爪団ビジュアル
■『秘密結社 鷹の爪』深読みガイド
ここでは『秘密結社 鷹の爪』にまつわる、深読み情報を公開するぞ。
鷹の爪ポイントは5段階評価になっている。つまりマニアックなネタほど、鷹の爪ポイントの数が多いのだ!
みんなはどのくらい知っているかな?
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01
★★★★
鷹の爪に登場するキャラクターたちの年齢は、以下のようになっている。総統(55歳)。吉田(24歳)。フィリップ(27歳)。菩薩峠(4歳)。デラックスファイター(42歳)。デラックス嫁(36歳)。デラックスドーター(16歳)。デラックスサン(12歳)。なかでも一番の驚きが、レオナルド博士(40歳)!
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02
★★★★
デラックスファイターのお腹に輝くDのマーク。ヒーローだと、これはベルトであるのが一般的だが、デラックスファイターの場合、ウェストポーチになっている。しかもこの中には、通帳と印鑑、財布やキャッシュカードなどが入っているというから驚きだ。
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03
★★★★★
デラックスボンバーが撃てる能力は、血として子孫に受け継がれていく。つまり、デラックスドーターとサンは撃てるのだが、デラックス嫁は撃てないということになるのだ。しかも第二次性徴を迎えるまでは出すことができないため、「あそこの毛と一緒」ともいわれている。
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04
★★★★★
デラックスファイターがデラックス嫁と出会ったのは、モロッコのカサブランカにある白く美しいテラス。ここにたたずんでいたデラックス嫁を一目見て、デラックスファイターが恋心をいだいたのが、二人の恋の始まりだったという。
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05
★★★★
島根県出身の吉田とフィリップ。そしてアメリカ合衆国出身のデラックスファイター。それでは、総統の出身地はどこなのかわかるであろうか? ……正解は、栃木県なのだ!
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06
★★★★★
なんと大家さんのスリーサイズは、バストが78cm(つまんであげると92cm)。ウエストが74cm。そしてヒップが78cmとのこと。オエ〜ッ(吐)。
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07
★★
総統がよく口にするセリフ「やさしく殺してー! キリングミー ソフトリィィー!」は、黒人女性シンガーであるロバータ・フラックの曲『Killing Me Softly With His Song』(邦題『やさしく歌って』)が元ネタ。それを知ってしまうと、この名曲を聴くたびに、なんともいえない複雑な気持ちになってしまうはずだ!?
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08
★★
第4話に登場する「若返り機械」と「老人機械」。実はテレビ放送版では、扉が開く際、それぞれ「野ブタ〜」「マグロ〜」という音がするのだ。なぜこういう効果音なのかといえば、それは機械の見た目の通り。ちなみにDIRECTOR'S CUT版では、この音はカットされているので、チェックする場合は注意しよう。
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09
★★★
第5話に登場する屋台「シムラ軒」。なんとここのメニューは、カッパ、イヌ、サル、ヒトと書いてある。しかしよく見ると、おでんの具の中に、これら全部がきちんと隠されているのだ。『THE FROGMAN SHOW』には、このようなスタッフの遊びがたくさんある。背景などを注意してみると、なかなか面白い発見があるぞ。
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10
★★★★★
第5話に登場する博士の夢の中の美しい森のシーン。ここに描かれている花の中に、見るからに子供が描いたような花の絵が混ざっている。実はこれ、DLEの椎木社長の娘さんの友人が、その場で書いたというもの。つまり、本当に子供が描いていたのだ! 言われない限り絶対にわからない、蛙男商会トリビアのひとつ。
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11
★★★
最終回の空中要塞・鷹の手が変形するシーンを注意して見ると、一瞬だけネズミのようなものが映る。実はこの正体、『かくざ父さん』でも知られる、すなふえ氏の「スナッキー」というキャラクター。あまりにも一瞬なので、DVDをセットしたら、リモコン片手に、コマ送りで確認してみよう。
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12
★★★
『秘密結社 鷹の爪』の感動の最終回だが、実はテレビ放送版とDIRECTOR'S CUT版ではエンディングが異なっている。意外にも気がつかない人が多いのだが、DVDには両方収録されているので、どんな風に違っているのか、ぜひチェックしてみよう!
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■『古墳ギャルのコフィー』深読みガイド
ここからは『古墳ギャルのコフィー』の深読み情報を紹介するわ。
コフィーポイントは5段階評価になっているの。
つまりマニアックなネタほど、コフィーポイントの数が多いみたいよ。へぇ〜。
コフィービジュアル
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01
★★
コフィーちゃんの声優をしているホンマキョウコさん。実は彼女は、プロの声優ではなく、本業は島根県でクラリネットの先生をしているという素人さんなのだ。FROGMANがスーパーバイザーをしていた「しまね映画塾」で知り合ったのがきっかけで、コフィー役に抜擢された。しかし素人とはいえ、まったく噛まず、ほとんど1テイクで録れてしまうという天才的な腕前を持つという。
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02
★★★★
ダニエルの誕生日は、本編中で自身でコメントしているように「死ぬほどいっぱい苦しむ」という4月19日。ちなみにコフィーちゃんは5月21日。桶狭間先生は5月5日。そしてFROGMANの誕生日は4月9日だ。
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03
★★★
『古墳ギャルのコフィー』と『古墳GALのコフィー』。これらは同じ作品かと思いきや、『古墳GALのコフィー』の方は、『古墳ギャルのコフィー』の元になったという、WEB版のコフィー(2005年公開)のことを指している。つまり別物なのだ!
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04
★★★
ウディ・アレンの映画が大好きというFROGMAN。実はダニエルのしゃべり方やいじられ方は、初期作品に登場しているウディ・アレンをイメージしているらしい。しかしこれだけでなく、テンポや間など、蛙男商会作品すべてに強い影響を受けているとのこと。
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05
★★★★
ファンの間で、隠れた名盤といわれている『THE FROGMAN SHOW TV SOUND TRACK』。音楽を担当したmanzo氏によれば、○○っぽい曲をイメージしながら楽曲を作っていったという。『サザエさん』っぽい「コフィー 通常導入曲」。『冬のソナタ』っぽい「愛のテーマ」。カシオペアっぽい「カシオペラ」などいろいろ。聴けば納得だ!
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06
★★
DVD『ザ・フロッグマン ショー 古墳ギャルのコフィー』の2巻に収録されている、テレビ未公開エピソード『紅葉狩り』。ここでは紅葉を迎え、真っ赤に染まった珍しいコフィーちゃんを見ることができる。ちなみにママは、イチョウで真っ黄色!
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07
★★★
DVD『ザ・フロッグマン ショー 古墳ギャルのコフィー』の各4巻。そのDVDのディスクの盤面には、なんとコフィー、ダニエル、ニントク君、ドロシーの内部(石室)が描かれている。ちなみに2巻のダニエルの石室には、「プロジェクトX」や「X JAPAN」っぽい壁画が! なぜかといえば、見た目がXだから……。この他もすべて必見だ!
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08
★★★★★
各都道府県に1つはあるという公立の古墳高校。どうやら私立もあるらしいのだが、古墳人口が少ないため、その数はもっと少ないという。そんな古墳たちの高校の中で、特に名門校とされているのがコフィーちゃんの通う「東京都立古墳高等学校」。そんな名門ゆえに、数年間なら一般庶民と暮らすのもいいだろうということで、王位継承者であるニントク君がやって来ていたのだ。
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09
★★
第2話に登場する「ちんぴょろすぽーん」とは、『サルでも描けるまんが教室』(相原コージ/竹熊健太郎・著)の中に登場する一発ギャグ。FROGMANはWEB版の頃より、このギャグを勝手に使っていたのだが、その後、竹熊氏と会う機会に恵まれ、その際に正式な了承を得たという。ちなみに竹熊氏は、ネットアニメに詳しく、当時いち早く蛙男商会を世に広めたと人物でもあり、そのため『THE FROGMAN SHOW』のエンディングにはその名前がクレジットされている。
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10
★★★
第3話で、カタクリの花のように美しく咲き誇ってほしいということから、英語でカタクリという意味の「コフィー」と名付けたというパパ。しかし実際は、カタクリのことを英語でコフィーと言わない。つまり、パパは勘違いしているのだ。
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11
★★★
第4話に登場するパパとピーター。なんとこれは締切直前に尺を合わせるために、FROGMANが急きょ作り上げたキャラクターだったのだが、その後『土管くん』シリーズでは、まさかの主役に大抜擢された!ちなみに第7話では、こっそり鹿肉パーティーに紛れ込んでいるので、探してみよう。
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12
★★★
第9話で、ボブ爺さんとジェニファーの回想シーンで流れているのがdion boysの歌う「マイ・バード・ウィル・ゴー・オン」。この正体はFROGMANとsaihateの2人なのだが、この曲により、ついに歌で地上波デビューできたと、当時FROGMANは大喜びしたという。ちなみにこの曲のフルコーラスは、DVD『ザ・フロッグマン ショー 古墳ギャルのコフィー』3巻の隠し映像として収録されている。
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