島根県出雲地方に住む、ソウルファミリー菅井家。家族全員が無職のこの家は、貧しいながらも、ソウルフルでたくましい日々を送っていた……。音楽や映画ネタが満載！　どうしようもないボケとツッコミが炸裂する、黒人家族ナンセンス・コメディ。
蛙男商会の記念すべきFlashアニメ第１作。2004年３月からWEBにて公開され、口コミで徐々に人気が拡大。この作品によって、蛙男商会の名が全国に広まっていった。そして2008年２月には、まさかの劇場版『菅井君と家族石 THE MOVIE』が公開された。

一応、本編の主人公。学校にも行かず仕事もしていない、いわゆるニート。しかし暴走しがちな菅井家に、さりげなくツッコミを入れる、家族の中では一番の常識人。ボーカル担当。

菅井君の兄。無職で独身。シブい見た目とは違なり、思考や言動は中学生のまま。テレビで見たものなどにすぐに感化されてしまい、後先も考えず、すぐに行動してしまう。ギター担当。

菅井君の祖父。ちょっとボケが進行中の老人。菅井家の一番のトラブルメーカーでもある。何かと、婆ちゃんの墓を掘り起こしてしまうことが多い。キーボード・ピアノ担当。

菅井君の父。菅井家の大黒柱なため、家族たちを温かい目で見守ろうという体面だけは保とうとしている。とはいうものの、性格はのんきで怠け者で、しかも無職。ベース担当。

菅井君の母。口が悪く、何事にも容赦のない肝っ玉母ちゃん。野生に生きるものなら何でも食べられるものにしてしまうという、抜群の料理の腕前を持つ。ドラムス担当。

ひょんなことから、菅井家の一員になった宇宙人。その存在は、謎のベールに包まれている。ここぞという時に、薬指が光るのだが、結局は何の力も発揮しない。ダンス担当。